結婚式を挙げるにあたって、ゲストの人数をどうするか、みなさん迷われる部分ではないでしょうか。
大人数を呼んで盛大な結婚式にするか、少人数でアットホームな結婚式にするか、新郎新婦の中で意見が分かれる事もあると思います。
今回の記事では、結婚式の人数によって掛かる費用やデメリット、平均人数や両家のバランス、ゲストの選び方などを解説していきます!
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会場選びの前に、まずはゲストのリストアップ!
結婚式の会場選びを始める前に、まずは招待する人数を大まかに把握しておく必要があります。
なぜならゲストの人数によって、結婚式を挙げられる会場が限られてきたり、費用や準備に掛かる時間も大きく変わってきます。
まずは新郎新婦それぞれ、ゲストのリストアップから始めましょう。
結婚式の平均人数や両家のバランスは?
結婚式におけるゲストの平均人数は60人~70人程となります。
また、新郎側・新婦側のバランスは、約4割のみなさんがだいたい同じ人数にしています。
新郎側が多かったケースは約3割、新婦側が多かったケースは約2割ほどです。
両家のバランスとしては、無理に人数を合わせる必要も無いと思いますが、なるべくその差は少ない方が良いでしょう。
あまり人数に差があり過ぎてしまうと、準備や費用の面で新郎新婦どちらかの負担が大きくなったり、人数が少ない方のゲストは少々肩身の狭い思いをするかもしれません。
人数はたくさん呼んだ方が費用は安くなる!?
ゲストの人数が多い方が費用は安くなるというのは、あながち間違いではありませんが、そこにはメリット・デメリットがあります。
まず「費用が安くなる」という事について、ご説明いたします。
結婚式費用には、人数に関係なく発生する固定の費用(挙式・衣装・演出・撮影など)と、1名あたりに掛かる費用(料理・ドリンク・引出物・プチギフトなど)があります。
この1名あたりの費用は平均約2万~2万5千円ほどで、ご祝儀額の平均が1名約3万円となるため、その差額がプラスとなります。
つまり、人数が多くなればなるほどプラスが増えていき、その分、固定で掛かる費用を補え、自己負担額が安くなるという事です。
例えば、80名のゲストを招待し、1名あたりの費用とご祝儀の差額が+5千円だった場合、40万円(80名×5千円)を固定の費用から引いた額が自己負担額となります。
※ゲスト80名、固定の費用100万円、1名の費用2万5千円の場合。
・3万円(ご祝儀額)ー 2万5千円(1名あたりの費用)= 5千円
・5千円 × 80名(ゲスト人数)= 40万円
・100万円(固定費)ー 40万円 = 60万円(自己負担額)
ちなみに、この場合の結婚式全体の費用は300万円(80名×2万5千円+100万円)となり、そのうち自己負担額が60万円という事です。
人数を増やす事でプラスが増えていき、さらに固定費や1名あたりの費用を抑える事で、自己負担額をゼロにしたり、黒字にする事も可能です。
最近CMや広告で見かける「○○婚」といった業者が、自己資金0円や数万円で結婚式を挙げられる!と謳っているのは、上記の仕組みとなります。
ただし、料理やドリンク、引出物のグレードアップをして1名あたりの費用がご祝儀額を上回る場合や、遠方のゲストで交通費や宿泊費を負担する場合などは、人数を増やしても費用は安くならず、むしろ自己負担額は増えていく事になります。
よって一概には、人数が多い方が費用は安くなるというのは当てはまりませんので、事前に1名あたりのコストを確認しておきましょう。
ご祝儀額の平均は本当に3万円?
ご祝儀額について、一般的には3万円を包むのが相場と言われています。
ただし夫婦で招待した場合は2人で5万円が相場となり、20代前半の若い方などは2万円という事もあります。
逆に親族や上司は3万円以上を包む事が多いので、やはり平均すると3万円という額になる事が多いようです。
人数が多い事のデメリットは?
人数が増えるごとに会場に支払う金額は当然大きくなりますので、前払いの会場であれば、その分の金額を事前に用意しておく必要があります。
また、人数が多い分、招待客との連絡や準備の手間が増えたり、結婚式当日はゲスト1人1人と触れ合える時間も少なくなります。
とはいえ、人数が増える事で自己負担額が抑えられるというのは、費用節約の上で重要なポイントですし、「盛大な結婚式にしたい!」という方は、人数が多い事で広めの会場を選ぶ事も出来ます。
注意点としては、人数を増やすために無理やり招待するのは止めておきましょう。
後々反感を買う事にもなりかねませんし、あまり人間性を把握していない人を呼ぶと、当日に何かをしでかす可能性もあります。
ゲストはどの関係性まで呼ぶべき?
ゲストとの関係性を大きく分けると、親族、仕事関係、友人、だいたいこれらの3つになるかと思います。
まず親族については、両親・兄弟姉妹とその配偶者や子供は、基本的に必ず招待する事と思います。
また、祖父母についても、体調面で無理がなければ出席してもらう事が多いです。
親戚については、どこまで呼ぶか迷うところでもあります。
例えば、他の親戚の結婚式はどこまで呼んだかという事も参考になると思いますし、親に任せるというのも一つの手だと思います。
主賓は必要?
ゲストの中から、一般的には両家1名ずつの「主賓」を立てます。
職場の上司や学生時代の恩師にお願いする事が多いです。
ただし、無理に主賓を立てる必要はありませんので、よりカジュアルな披露宴にしたいという方は、主賓無しでも良いと思います。
招待された側の気持ちも考慮する
仕事関係や友人についても、ゲスト選びに迷うところだと思います。
新郎新婦との関係性を重視するのはもちろんですが、ゲストが1人ぼっちになったり、孤立する事の無いよう、周囲のゲストとの関係性も考える必要があります。
また、会場の各テーブルの席数を把握しておく事も重要です。
1卓で何名まで座れるのか、その席数に合わせた配置を招待の段階で、ある程度イメージしておいた方が良いでしょう。
招待の判断に迷うゲストは、二次会に呼ぶという選択肢もあります。
ゲスト側の事情も様々だと思いますので、むしろ二次会からの方が良いという人もいるかもしれません。
まとめ:結婚式の人数とゲストの選び方
多くのゲストを呼んで盛大な結婚式にしたいのか、それとも少人数のアットホームな式にしたいのか、まずは新郎新婦お互いの希望をすり合わせておく必要があります。
そして、お互い招待したい人をリストアップし、そこから両家の人数バランスや費用面について検討するのが良いと思います。
費用面を考えると、人数をたくさん呼ぶというのはオススメですが、無理に人数を増やすのは止めておきましょう。
ゲストを選ぶ上で、招待される側の立場になって考えてみる事も大切だと思います。
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