招待状の封筒の宛名書きや入れ方
招待状の封筒についても、宛名の書き方や、同封物の入れ方など、基本的な決まり事やマナーがあります。
あまり気にし過ぎる必要も無いとは思いますが、知っておきたいポイントをお伝えします。
封筒の宛名は手書き?印刷でもOK?
封筒の宛名書きは毛筆(筆ペンでもOK)で書くのが正式な方法ですが、パソコンのプリンターで印刷しても問題はありません。
毛筆の場合、字に自身の無い方や、手書きする手間を考え、筆耕(代筆業者)に依頼をする方もいます。
筆耕は招待状を注文した業者や会場を通しても依頼できますし、個人で直接依頼できる業者もあります。料金の相場は1通あたり200円~300円ほどです。
宛名書きの方法は人によって様々で、筆耕への依頼もそれなりの費用が掛かってきますし、自分達で手書きをした方が気持ちが伝わって良いという方や、無難に印刷が良いという方もいます。
受け取る側も、宛名書きについてそこまで気にしないとは思いますが、招待客の年齢層などもふまえて考慮した方が良いでしょう。
宛名は横書き?縦書き?
基本的には招待状本状に記載する文章の書き方に合わせます。割合としては横書きで記入する方が多いです。
また、封筒の宛名面と、封筒裏面の差出人の縦横も合わせる必要があります。
切手を貼る位置は、横書きの場合は“右上”、縦書きの場合は“左上”となります。
切手は82円もしくは92円の慶事用切手を貼ります。郵便物の重さによって金額が変わるため、郵便局で確認しましょう。
【 横書き例 】
【 縦書き例 】
夫婦や子供も招待する場合の書き方
夫婦で招待する場合は、先にご主人の名前を書き、続けて奥様の名前を書きます。
奥様については、名前ではなく「令夫人」と書いても構いません。(一般的には奥様と面識が無い場合などに使用します)
子供も招待する場合は、奥様に続けてお子様の名前を書きますが、お子様が2人以上となる場合は、名前ではなく「御家族様」と記入してもOKです。
名前の後に付ける敬称については、通常「様」を使用し、お子様には「くん」や「ちゃん」を使用します。
招待状を手渡しする場合
郵送ではなく、手渡しする場合は、住所は記入せず、名前のみを書きます。
また、封筒の切手はもちろん不要で、封緘の際はのり付けはせず、シールのみで留めるようにします。
封筒への同封物の入れ方
基本的には、封筒の宛名と招待状本状の上下は合わせるようにして、封筒を開けた時(差出人側)に、上から招待状本状(付箋をはさむ)、会場地図、返信用はがきの順番になるよう封入します。
ただし、封筒への入れ方については、会場や業者によっても様々で、必ずこうしないといけないという入れ方はありません。
受け取ったゲストにとって、見やすく分かりやすい入れ方となるよう配慮しましょう。
また封をする際、封緘シールだけでは郵送の際に剥がれてしまう可能性があるので、のり付けもするようにしましょう。(手渡しの場合はシールのみでOKです)
宛名の書き方は、毛筆の手書きがベストで、筆耕に依頼するのも良いと思います。もしくは印刷したものでも問題はありません。
宛名の書き方や同封物の入れ方も、あまり気にし過ぎる必要は無いと思いますが、基本的なマナーはおさえておいた方が良いでしょう。
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