近年では結婚式も多様化し、ゲストの負担を抑えられる会費制の結婚式を選択する新郎新婦も増えてきました。
会費制結婚式をプロデュースする業者もいくつかありますが、今回はその代表格でもある「エニマリの会費婚」について、取り上げたいと思います。
まず初めに伝えておくと、以下のような方に会費婚はオススメです。
- 貯金があまり無く、結婚式費用を抑えたい。
- ゲストの金銭的な負担を少なくしたい。
- 1.5次会などのカジュアルな結婚式をしたい。
そして、いきなりですが会費婚のデメリットも伝えておきます。
- 対応地域が限られており、選べる会場も少ない。(全国で約230会場)
- 打ち合わせを行う店舗が4か所(東京・大阪・名古屋・福岡)しか無い。
選べる会場や地域が限られているというのは残念ですが、会費婚では費用を安くできるという大きなメリットがあります。
今回の記事では、エニマリの会費婚が安くなる理由、自己負担額や相場、デメリットについても、詳しく解説していきます。
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結婚式をプロデュース?エニマリの会費婚とは

エニマリの会費婚は、日本最大級の結婚式場口コミサイト「みんなのウェディング」の運営会社が提供するサービスです。
ゼクシィなどの式場を紹介するサービスとは異なり、結婚式をプロデュースするサービスとなります。
つまり、式場側は場所や料理、当日のスタッフなどを提供し、会費婚では衣装や演出物などの手配を行ってくれます。
そのため、結婚式の打ち合わせも会費婚で行い、結婚式の費用も会費婚に支払うようになります。
エニマリの会費婚の特徴。会費制の結婚式
エニマリの会費婚は、その名の通り「会費制の結婚式」を手掛けており、一般的なご祝儀制ではなく会費制とすることで、ゲストの負担を抑える事ができます。
さらに会費婚の特徴としては、「結婚式費用が半分以下」「自己負担額0円も可能」とうたっています。
その他にも、「ゲストの会費1万円台から可能」「持ち込み費用無料」など、これらの主張が本当であれば、かなりお得に結婚式を挙げられることになります。
結婚式費用が半分以下

エニマリの会費婚では、一般的な結婚式の半分以下の費用でパーティーが可能ということですが、果たして本当に実現可能なのでしょうか。
エニマリの説明では、自社で会場を持っておらず、会場の維持費や広告費を削減できるため、費用を抑えることができるということです。
エニマリの会費婚では、結婚式に必要なものだけがパッケージ化されており、本来費用が発生していた余計な演出やアイテムを削減することができます。
また、提携会場ではレストランが多く、結婚式場と比較するとレストランウエディングは費用が安く済むことが多いです。
挙式も人前式とすることで費用を抑えられたり、会費制のため引き出物も不要となり、その分のコストを下げられます。
上記の理由により、選ぶ内容によってきますが、半分以下の費用で結婚式を実現することも可能だと思います。
自己負担額0円も可能
結婚式費用が安くなることにより、自己負担額0円も可能となってきます。
結婚式での自己負担額は、「結婚式費用の総額」から「ゲストのご祝儀や会費」を差し引いた金額です。
一般的な結婚式の自己負担額の相場は約100万円程となっており、自己負担額0円というのは、かなり費用を抑える必要があります。
例えば、ゲストの人数が多ければ、その分ご祝儀や会費の金額が増えるため、自己負担額を抑えることが可能となってきます。
その場合、ゲスト1人あたりに掛かる費用(料理やドリンクなど)も考慮する必要があり、詳しくは以下の記事をご覧ください。

その他にも、選ぶ会場や挙式スタイル、希望の衣装や演出によって、費用が大きく変わります。
会費制の場合は、会費の設定金額も影響してきますので、自己負担額0円というのは不可能ではないですが、ちょっとハードルが高いかもしれません。
ゲストの会費1万円台から可能

エニマリの会費婚では、ゲストの会費平均は1.8万円となっています。
一般的にご祝儀の相場は3万円となりますので、ゲストの金銭的な負担を1万円以上抑えられることになります。
また、会費制の場合、ゲストの会費が全員一律で同じ金額のため、ご祝儀のようにいくら包むのか迷わなくてすむのもメリットと言えます。
ただし、あくまで結婚式費用を抑えることでゲストの負担を軽減できるので、ゲストの会費を下げすぎてしまうと自己負担額は上がることになります。
持ち込み費用が無料
通常、結婚式では衣装や演出アイテム、カメラマンなどは式場のプランに含まれていますが、自分の好みでなかったり、より費用を抑えるため、外部の業者に依頼したいと考える方も多いです。
ただし、外部の業者に依頼した場合、通常は式場から持ち込み費用を請求されます。(式場側からすると自社の提携先を使って欲しかったり、管理コストがかかるため)
エニマリの会費婚では、その持ち込み費用が無料となるため、余計な費用を抑えることができます。
結婚式費用は後払い
基本的に結婚式費用は前払いとなる式場が多く、カード払いであれば実質的に後払いとなりますが、カード払い不可の式場も少なくありません。
エニマリの会費婚では、結婚式費用が後払い(ゲストの会費を受け取った後の支払い)となりますので、事前に結婚式費用を用意しておかなくても結婚式を挙げる事ができます。
会費婚のデメリット「対応地域や選べる会場が少ない」

ここまでエニマリの会費婚について、費用が安くなる理由や利用するメリットをご説明しましたが、デメリットについても解説いたします。
やはり、対応地域が限られており、選べる会場も少ないのが残念なところです。
とはいえ、会費婚の費用を抑えたプランに応えられる会場も限られてくると思うので、仕方ないのかもしれません。
エニマリの会費婚で、提携会場のある地域は以下の通りです。
東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・愛知・岐阜・静岡・三重・大阪・兵庫・京都・滋賀・和歌山・広島・福岡・大分
提携会場は一流レストランやホテル、ゲストハウスなどで、クルーズ船での結婚式も可能です。
一般的な結婚式場とは違う個性的な会場も多いので、是非一度ご希望の地域の提携会場を確認してみてください。
会費婚のデメリット「窓口が4か所しか無い」
エニマリの会費婚では、式場探しの無料相談や、会場決定後の打ち合わせも会費婚の相談ラウンジで行うようになります。
しかし、会費婚の相談ラウンジは銀座・大阪・名古屋・福岡の4か所しかありません。
通常、式場決定後の打ち合わせ回数は平均で4~6回となりますが、エニマリの会費婚では3回の打ち合わせで結婚式を迎える事ができます。
打ち合わせ回数が3回にまとまっている事で、遠方の方やお忙しい方の負担を軽減でき、希望であれば、打ち合わせ回数を増やすことも可能です。
会費婚の相談ラウンジは以下の4か所となります。
名称 | 銀座ラウンジ【無料相談予約 |
住所 | 東京都中央区銀座2丁目6-7 明治屋銀座ビル5F |
アクセス | 東京メトロ有楽町線「銀座1丁目駅」8番出口より徒歩1分(出口目の前) |
名称 | 大阪ラウンジ【無料相談予約 |
住所 | 大阪府大阪市西区北堀江1-5-14 四ツ橋YMビル1F |
アクセス | Osaka Metro御堂筋線「心斎橋駅」7・8番出口より徒歩5分 |
名称 | 名古屋ラウンジ【無料相談予約 |
住所 | 愛知県名古屋市中村区名駅南1-17-25 アスタービル5F |
アクセス | JRほか各線「名古屋駅」ミヤコ地下街4番出口より徒歩2分 |
名称 | 福岡ラウンジ【無料相談予約 |
住所 | 福岡市中央区舞鶴1-8-39 オフィスニューガイアクレール天神Ⅱ3階 |
アクセス | 市営地下鉄「天神駅」徒歩5分 西鉄天神大牟田線「天神駅」徒歩7分 |
予算や要望に合わせたプランを提案

エニマリの会費婚では、会費制結婚式だけではなく、通常のご祝儀制の結婚式や、カジュアルな1.5次会も実施可能です。
予算や要望に合わせたプラン・会場を提案してくれるので、まずは気軽に相談してみましょう。
今回の記事で解説した通り、エニマリの会費婚を利用することで、結婚式費用やゲストの金銭的な負担を抑えることができます。
対応地域や選べる会場が限られているのは残念ですが、是非一度ご希望の地域の提携会場を確認してみてください。
特に費用面で不安がある方は、選択肢の一つとして検討の価値はあると思います。

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また、強引な営業や契約後の金額UPなど、営業方針の異なる式場は掲載をお断りしているというのも、花嫁目線の素晴らしい取り組みだと感じます。