結婚指輪の基礎知識
まず結婚に関する指輪には「結婚指輪(マリッジリング)」と「婚約指輪(エンゲージリング)」と呼ばれるものがあります。
まず「婚約指輪」は、結婚を決意した男性から、婚約の証として女性に贈られる指輪で、ダイヤモンドをあしらった華やかなものが多く選ばれています。
それに対して「結婚指輪」は、日常的に身に付ける指輪のため、シンプルなデザインのものが多く、男女で身に付けるペアリングとなります。
「結婚指輪」は結婚式で行われる指輪の交換でも使用されます。この風習が日本に定着したのは約50年ほど前からで、その由来は約2,000年前の古代ローマ時代までさかのぼります。当時のローマ教皇が、結婚の証として鉄の指輪を贈ったのが始まりと言われています。
今回は、この結婚指輪について、詳しくご紹介していきます。
結婚指輪は、なぜ左手の薬指に?
結婚指輪といえば、左手の薬指につけるのが一般的ですが、その理由や由来については、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
これも諸説あるようですが、有力な説として、古代ギリシャでは左手薬指と心臓は繋がっていると信じられていたようです。そして、お互いの左手薬指に指輪をつける事で、心と心が繋がるという意味合いがあったそうです。
現代では、左手薬指に指輪をしていると、既婚者だというのが一目で分かるという特徴もあると思います。
結婚指輪の購入時期は?
結婚式の指輪交換でも使用するため、遅くとも結婚式の1か月前までには用意しておいた方が良いと思います。みなさんの購入時期を平均すると、結婚式の半年前あたりとなるようです。
ただし、あまりに早く購入してしまうと、結婚式までに太った場合など、肝心の指輪交換で指輪の着脱が難しい!なんて事も稀にあるようです。
また、結婚指輪は既製品を購入しても、すぐに納品とはなりません。リング内側の刻印なども行うため、購入から数週間以上の日にちが掛かりますので注意が必要です。
結婚指輪はいつからつける?
指輪をつけ始める時期については、特に決まりがある訳ではありません。購入後にすぐつける方や、入籍日からつける方、結婚式後につける方など、人によって様々です。
結婚式では、指輪をアップで撮影したりもするので、傷や汚れが付かないよう結婚式までは保管しておくという方や、それまでつけていて挙式前にクリーニングに出して磨いてもらうという方もいるようです。
結婚指輪の相場は?
結婚指輪の購入金額は、二人合わせて約20万円程というカップルが多いようです。婚約指輪の相場は、一つで約30万円程ですので、それに比べるとコストは抑えたものとなっています。
また、人によっては婚約指輪にかける金額を抑えて、使用頻度の高い結婚指輪のほうにお金をかけるというカップルもいるようです。
男女の差でいうと、女性の方が男性よりも、若干高い指輪を選んでいるようです。これは女性用の指輪の方が、装飾性が高いものが多く、ダイヤモンド等の石を小さくあしらったデザインも人気です。
結婚指輪の素材について
結婚指輪の定番の素材は、やはり「プラチナ」です。耐久性があり、変色にも強いため、日常的に使用する結婚指輪にはピッタリの素材と言えます。
プラチナに比べ人気は落ちますが、「ゴールド」を選ぶ方もいます。ちなみに欧米ではゴールドの方が主流のようです。
ゴールドの特徴としては、プラチナに比べ価格が安く、強度も高いです。色のバリエーションも豊富で、代表的なものでイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド等があります。
また、最近ではプラチナとゴールドを組み合わせたデザインの指輪も人気のようです。
その他の素材としては、ゴルードよりもさらにリーズナブルな「シルバー」もあります。ただし、硫化により色が黒ずんでくるので、定期的なお手入れが必要となります。
結婚指輪の購入先は?
気に入ったブランドやデザインが見つかったら、そこで購入しても良いと思いますし、ブランドにはこだわらない!という方は、宝飾の卸問屋などで買うのもアリだと思います。ブランド品に比べ、同じような品質・デザインのものが、かなり安く購入できます。
最近ではネットで購入可能なお店も多くなっていますが、やはり直接店舗に行き、気になったものを試着してみるのが良いと思います。実際に指輪をつけた時に、印象が変わってくる事もありますので。
また、指輪のサイズについても、指輪の形状や幅などにより、フィット感も変わりますので、自分だけで決めず、お店の方と相談しながらサイズを決めた方が良いと思います。
結婚指輪の選び方は、本当に人によって様々で、一生ものだから良いものを買うという方や、紛失したり、サイズが変わる可能性もふまえ、何年後かの買い替え前提で選ぶという方もいます。
お互いの好みや価値観、予算も考慮し、自分達が納得のいく指輪を見つけましょう。
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