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席次表には何を載せる?
席次表とは、披露宴でのゲストの座席位置を案内するもので、通常は披露宴の受付で配られます。
近年では、座席図の他に、新郎新婦のプロフィールやご挨拶文、メニュー表などを加えたものが主流となっています。
また、席次表のデザインや形状も二つ折りや三つ折り、冊子タイプなど、様々なものが作られていて、お二人の個性が表れるアイテムといえるでしょう。
もちろん座席図のみを記載した席次表でも問題はありませんが、ゲスト目線で見ると、ただの座席図よりもプロフィール等の内容があった方が、二人の事をよく知れて、待ち時間なども退屈せずに楽しめると思います。
席次表に載せる内容
座席図以外で、席次表に載せる内容は人によって様々で、自分達で席次表を手作りする場合は、自由に内容を決められますが、業者に依頼する場合は、掲載内容が限られている事が多いです。
載せる内容にこだわりたい方は、事前に業者へ確認しておきましょう。
以下、席次表に載せる内容例を、一覧で挙げてみます。
・ふたりのプロフィール
・ふたりの幼少期の写真や、思い出写真
・ふたりの馴れ初め
・ご挨拶文
・メニュー表
・式次第(挙式や披露宴のプログラム)
・両家の家族紹介
・新居のご案内
・ふたりからゲストへのメッセージ
・ゲストとの思い出写真など
だいたいこのようなところでしょうか。これらを全て載せるという人は、まずいないと思いますが、プロフィールやご挨拶文などは、多くの人が載せています。
それでは、それぞれの内容について、詳しくご紹介していきます。
ふたりのプロフィール
プロフィールとは、質問に対して新郎新婦の回答を載せたもので、多くの方が席次表に載せています。
その質問項目は、自由に決めれば良いのですが、よく使われる基本的な項目から、ゲストの目を引く面白い項目まで、一覧で挙げてみます。
生年月日・年齢・血液型・出身地・職業・趣味・特技・ニックネーム・お互いの第一印象・好きな食べ物・嫌いな食べ物・好きな言葉
だいたいこのような項目が、よく使われる一般的な質問になるかと思います。
次に、より二人らしさが伝わるような項目を挙げてみます。
相手を動物に例えると・相手の好きなところ・相手の呼び方・相手に直してほしい事・相手に懺悔したい事・相手の口癖・相手の弱点・どんな家庭にしたい?・子供は何人ほしい?・本日の意気込み・本日の見どころ・好きな○○(音楽・スポーツ・映画・漫画・芸能人など)
こんな感じでしょうか。ゲストに楽しんでもらえるかどうかは、質問内容というより回答次第というところもあるかと思います。
ありきたりな事を書いても、あまり印象に残らなかったりするので、遠慮せず思い切って笑いをとりにいくのもアリだと思います。
ふたりの幼少期の写真や思い出写真
ふたりの写真については、プロフィールのところに新郎新婦1枚ずつだけを載せた席次表が多いように思います。
たしかに、幼少期の写真等はプロフィールビデオでも使用しますので、載せなくても良いと思うかもしれません。
ただし、映像ではわずかな時間しか流れず、じっくり見る事が出来ないので、席次表に幼少期の写真等を載せれば、特に家族や親戚などから喜ばれると思います。
また、席次表に多くの写真を載せると、デザイン的にも華やかになり、見ごたえも出てきますので、オススメです。
ふたりの馴れ初め
馴れ初めについては、人によって載せるかどうか意見が分かれるところだと思いますが、ゲストからすると二人がどうやって出会ったか等、知りたい人も多いのではないでしょうか。
あまり自分達の事を赤裸々に語りたくないという人は、もちろん載せなくて良いですし、むしろ馴れ初めを載せたという人の方が割合としては少ないと思います。
例えば、馴れ初めとして載せるのではなく、プロフィールの質問項目に、ふたりの出会いは?・嬉しかったプレゼント・プロポーズは?などを加えてみるのも良いと思います。
ご挨拶文
プロフィールと同様に、ご挨拶文も席次表に載せる人が多いです。だいたいみなさん定型文などを載せる事が多いので、ゲストも特に注目して見る項目では無いかもしれません。
ご挨拶文は必ず載せなければいけないという決まりはありませんので、無しでも構いません。
ただし、礼儀・マナーのような意味合いとして、ご挨拶文があると席次表全体にも締まりが出てきますので、載せておいた方が無難かもしれません。
以下、ご挨拶文の文例をご紹介いたします。
本日はご多用のところ
お集まりいただき誠にありがとうございます
ここにお集りいただいた皆様は
私たちにとって大切な方々ばかりです
日頃の感謝の気持ちを込めまして
ささやかながら結婚披露宴を
開催させていただきました
短い時間ではございますが
どうぞごゆっくりお過ごしください
まだまだ未熟な二人ですが
今後とも末永いおつきあいと
ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします
挙式日
新郎名 新婦名
ご挨拶文の文章作成時の注意点として、下記の点にもご注意ください。
・招待状と同様に「、」や「。」の句読点は使わない。(句読点は“切れる”や“終わり”を連想させるため、祝い事の文章では使わない)
・「お忙しい」や「~下さい」という文章を使う場合は、漢字は使わずひらがなで表記する。(「忙」は「亡」が含まれ、「下」も縁起が良くないとされるため)
メニュー表
メニュー表については、会場側のプランに含まれていて、用意が不要な場合もありますが、自分達で用意する場合は、メニュー表単体で用意するのではなく、席次表に載せる方が多いです。
ただし、メニュー内容が挙式直前まで決まらなかったり、変更になる可能性もありますので、プランナーさんへの確認が必要になります。
また、ドリンクのメニューも用意が必要な場合は、一緒に載せても良いと思います。
式次第(挙式や披露宴のプログラム)
通常、挙式の式次第は会場側で用意されている事がほとんどで、自分達で用意する必要はあまり無いと思います。
また、披露宴についても、式次第を用意したという人は少数派で、あえて披露宴のプログラムをゲストに知らせる必要性も無いかと思います。
レストランウェディングの人前式などで、式次第が用意されていない場合は、席次表に載せても良いと思います。
以下、人前式の式次第の文例をご紹介いたします。
列席者入場
新郎新婦入場
開式宣言
誓いの言葉
指輪の交換
結婚証明書へ署名
結婚の成立宣言
閉式の言葉
両家の家族紹介
両家の家族を写真付きで紹介し、それぞれの性格・職業・メッセージなどのコメントを付け加えたりして、席次表に載せるのも良いアイデアだと思います。
ただし、それなりの掲載スペースが必要になってきますので、他の掲載内容との兼ね合いだったり、冊子タイプの席次表等であれば問題無いかと思います。
ゲストにとっても、家族構成などが知れて楽しいと思いますし、当のご家族様にも喜んでもらえると思います。
新居のご案内
結婚を機に、新居へ引っ越した場合など、新住所を席次表に載せる方もいます。
「お近くにお越しの際は ぜひお立ち寄りください」等の一文を添えるといいでしょう。
ふたりからゲストへのメッセージ
ご挨拶文があるので、あえて別のメッセージを載せる方もあまりいませんが、ご挨拶文だと、どうしても堅苦しい内容になりがちなので、自分達の言葉でメッセージを伝えたいという方は、載せても良いと思います。
また、座席図ではゲスト名と肩書きを記載するかと思いますが、その肩書きの部分などに、ゲスト一人一人に宛てたメッセージやコメントを記載するのも良いアイデアだと思います。
ゲストとの思い出写真など
席次表に掲載スペースが必要になってきますが、ゲストが写っている写真などを多く載せれば、皆様に喜ばれると思います。
冊子タイプの席次表などで、1・2ページを丸々使っても良いと思います。ゲストも自分が写っている写真や懐かしい写真などを見て、大いに盛り上がる事でしょう。
今回、席次表に載せる内容をご紹介いたしましたが、やはりゲストにとっては、座席図だけの席次表より、いろんな内容が載っている席次表の方が楽しんでもらえると思います。
あまり自分達の事を載せるのは恥ずかしいと思う方は、もちろん無理に載せる必要は無く、シンプルな席次表でも良いと思います。
新郎新婦お互いの意見やキャラクターを尊重しつつ、ゲスト目線も考慮しながら、ベストとなる席次表を作成しましょう。
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